倉吉で県内若手陶芸家4人展 感性光るランプシェード

 鳥取県内の若手陶芸家4人による展示販売会「that,s light」が20日、倉吉市新町1丁目の民芸TAKAKIで始まった。異なる技法で制作したランプシェードが並び、来場者の目を引いている。23日まで。

 4人は、国造焼の山本佳靖さん(42)、鳥取因幡焼の三木健太郎さん(40)、牛ノ戸焼の小林遼司さん(38)、法勝寺焼皆生窯の安藤青磁さん(42)。若い感性で陶芸の可能性を広げようと、2018年から作品展を開いている。

 今年のテーマは「ランプシェード」。作品には、窯焼きによる収縮を計算して金属部品を接合する穴の大きさが調整してあったり、下から見上げた時に楽しめるよう「かさ」の内側に模様が施されていたりする。皆生窯の安藤さんは「4人で作品を持ち寄ると、自分では気付けない発見がある」と話した。

 ほかに、各窯元のコップや皿など計160点も展示販売している。

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