新作バレエ「赤毛のアン」の通し稽古 本番に向け汗

 鳥取市のとりぎん文化会館で10月12、13日に開かれる新作バレエ「赤毛のアン」(鳥取県文化振興財団主催)の通し稽古が23日、同館であった。出演者は音楽に合わせた優美な動きで物語を表現し、本番に向け汗を流した。

 不朽の名作「赤毛のアン」を同財団がオリジナルバレエ作品として制作。日吉津村出身の井田勝大氏が指揮・音楽監督を務める。プロダンサーをはじめ、県内のバレエダンサーやバレエ教室の生徒らも含め総勢約90人が出演する。

 この日は、全3幕ある演目の通し稽古で動きや立ち位置、流れを確認した。出演者は、振り付け・演出を手がける山本康介氏から「舞台の中心を意識して」「客席を見て、笑顔で」などと指導を受け、本番を想定しながら稽古に没頭した。

 主人公アンの親友、ダイアナ役に抜てきされた大下結美花さん(36)は「普段の自分とは全く違う役を演じるので難しいけど、面白さもある。バレエって面白いと感じてもらえるよう、頑張りたい」と意気込んだ。

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