国内外の名車が集まる「ミササラドンクラシックカーフェスタ」が9月29日、三朝町横手のふるさと健康むらで開かれた。戦前のフォードや歴代の日産「スカイライン」などが一堂に展示され、自動車ファンや家族連れでにぎわった。
同フェスタは、町の活性化を目的に地元有志が昨年から開催。今年は大阪や大分などの車好きが愛車を持ち寄り、計36台のクラシックカーや旧車、カスタムカーが並んだ。
いずれも1930年代に製造された「フォード・モデルB」や「オースチン・7」が注目を集め、来場者は車の前で写真を撮影。歴代スカイラインのほか、60年代の「スバル360」や「マツダキャロル」などもあり、懐かしそうに観賞する来場者の姿も見られた。
昨年に続き、家族で訪れた神戸市垂水区の留盛次義さん(52)は「『Z』や『ケンメリ』は相変わらず格好いい。オーナーとの会話も楽しい」と笑顔。実行委員長の相沢涼太さん(50)は「展示に協力してくれるオーナーが増えている。来年以降も続けられたら」と話した。