「第77回彩港展」が5日、境港市上道町の市民交流センターで始まり、市内の絵画グループ「彩港会」の会員12人が多彩な作品を披露している。8日まで。
同会は「港町に潤いと彩りを」をスローガンに、1970年に結成。近年では米子、松江市在住者も加わり、年に1回、作品展を開いている。
会場には、岸壁に揚げられた消波ブロック、花が咲き乱れる山里風景、韓国の女友だちなどを描いた80~4号の油彩、水彩画24点が並ぶ。また、昨年他界した永井俊郎さんの遺作3点も展示され、マグロの割裁人を描いた水彩画などが故人をしのばせている。
森脇英雄会長は「退職後に趣味で始めた会員が多い。物故会員の作品も併せ、それぞれの表現を楽しんでもらいたい」と話す。