日南町総合文化センター(同町霞)のイベント広場が芝生化されてから1周年を迎え、現地で記念式典が開かれた。出席した町民らは、広場がさらなる憩いの場となることを願った。
広場は以前はれんが敷きだったが、町民有志でつくる「日南・芝生化プロジェクト」(矢田治美代表)の働きかけで町が昨年10月に芝生化。町民らも芝の苗の手植えに協力し、芝生化を機に広場から楽しめるガラス絵の制作も行われた。
式典では矢田代表が「これからも芝生が憩いの場となり町の活性化につながれば」とあいさつ。ガラス絵を手がけた画家の朝倉弘平さんや町民らが、風船を空に放って節目を祝った。
米子高専や地元企業の協力で、町産の単板積層材(LVL)を組み合わせたベンチ作りのワークショップもあり、広場は思い思いに憩いの時を過ごす町民らでにぎわった。(平塚千遼)