火災現場を疑似体験 気高・宝木地区で防災防犯訓練

 災害時に起こりうる事態と対処法を学んで備えようと、鳥取市気高町宝木の宝木地区まちづくり協議会(コミネット宝木)防災防犯委員会は、同地区公民館で自主防災防犯訓練を実施した。

 この日は、8集落合同で行い約100人が参加。住民らは、生命を守るための体験型訓練として、気高消防署指導のもと、訓練用の道具を用いて火災現場を疑似体験し、正しい立ち回りを学んだ。

 救急救命訓練では気高第2分団と宝木自警団がAEDの使用方法と正しい人工呼吸の仕方を指導。人形を用いた実践も行った。

 訓練のほかにも、鳥取県危機管理部消防防災課による「新聞紙で作るスリッパとおわん」の講習、浜村警察署による「防災と災害時の特殊詐欺について」の講習なども行われ、参加者にとって防災に対する広い知見を得る機会となった。

 同委員長の小塩信親さんは、「煙体験訓練は、昨年とても有意義だったので今年も行った。毎年続ける予定なので一人でも多くの人に参加してもらいたい」と話した。

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