JR倉吉駅周辺をにぎやかに盛り上げる「第12回倉吉ばえん祭」(上井商工連盟主催)が27日、駅前通り約300メートルを歩行者天国にして開かれる。躍動感のあるダンスをはじめ多彩なステージイベントが繰り広げられ、倉吉の玄関口で楽しく“ばえる(騒ぐ)”。午後1~8時。雨天決行。
同市出身の大番大楓(たいか)さんがラップとコラボしたポップアップストリートアートを披露し、駅ナカ・アートプロジェクトでは名画顔出しパネルを配置して来場者に“思い出の一枚”を楽しんでもらう。ミニ新幹線が走る鉄道イベント(午後2~5時)もある。
ステージでは、打吹童子ばやしLEGEN童、ガイナーレ鳥取オフィシャルチア「グリーンモンスター」、倉吉東高チアリーディング、Ribbon、D.M.K、鳥大吹奏楽団、鳥取短大生、同市出身のダンサーRUKIA.さんのパフォーマンスが展開され、来場者を楽しませる。
クライマックスは、名物「HESSO!」(へそ踊り)で締めくくる。中部のB(ばえる)級グルメの屋台が並び、恒例のばえん鍋(無料、約600食)も振る舞われる。
加藤正義実行委員長は「鳥取県立美術館開館まで150日余り。昨年以上に駅周辺をにぎやかにして盛り上げ、倉吉を発信したい」と来場を呼びかける。(小谷和之)