トワライズ(米子市東福原2丁目、古山英明社長)は11月29日、同社と関連4社の役職員が取り組む「トワライズ・1日1円運動」で積み立てた20万8986円を「あしなが育英会」(東京都)に贈った。
同社創設40周年を契機に始まった社会貢献事業で、今回で22回目。さまざまな事情で親を亡くした子どもたちの進学を支援する同会への寄付には、350人が協力した。
同市のホテルわこうで贈呈式があり、古山社長が「お互いが支え合う共生社会を目指す活動に共感を抱いている」とあいさつ。同育英会中四国エリア主担当の島田北斗さん(31)と、鳥取大医学部生命科学科4年の北村亜依香さん(22)が目録を受け取った。
大学院進学を目指すという北村さんは「奨学金のおかげで大学に通え、人生の可能性を広げることができた。ワクチン開発の夢をかなえて恩返ししたい」と感謝を述べた。