足湯に会話にほっこり 介護施設利用者ら 人権擁護委員と交流

 鳥取人権擁護委員協議会(上島和彦会長)の八頭町部会が同町北山の介護老人施設「きたやま」を訪問し、施設利用者に足湯のサービスを提供した。利用者らは足湯で心と体を温めながら委員らと会話を楽しみ、和やかな時間を過ごした。

 同支部のメンバー4人が訪問し、18リットル容量のバケツに約40度の湯と入浴剤を入れて足湯セットを作った。利用者らは足を優しくマッサージしてもらったり、健康の悩みや旅の思い出話に花を咲かせたりして、終始顔をほころばせていた。利用した80代女性は「ぬくもってよかった。ありがたい」と感謝した。

 足湯のサービスは県内の人権擁護委員の活動としては初めてで、利用者に癒やしを届けるとともに、委員らとの交流を深めるきっかけにしようと実施した。企画した同部会の湯浅宗生さんは「利用者や職員と密に交流するのが目的。今後は施設だけでなく、1人で住んでいる高齢者の自宅にも訪問することができれば」と話した。

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