シミュレーターで危険確認 倉吉総産高 自転車交通安全教室

 倉吉市の倉吉総合産業高で5日、自転車交通安全教室が開かれた。生徒らは事故の危険性や交通ルールなどを学んだほか、シミュレーターを使って自転車の安全な乗り方について理解を深めた。

 講習では、倉吉署交通課の西尾祐志警部補が学齢別・年代別での死傷者数や違反時の罰則などを説明。中高生は登下校を含めた通学時間帯での事故割合が高いとし、「命を守るため、自転車に乗る時は必ずヘルメットを着用してほしい」と呼びかけた。

 この後、生徒代表が自転車シミュレーターを体験。画面の案内に従ってペダルをこぐと、歩行者が飛び出してきたり、車が道をふさいだりする場面が映し出され、生徒らは日常に潜んでいる危険を確認した。

 体験した3年の若林真晴さんは「標識を見て、しっかりとブレーキをかけることが大事だと分かった。周りの車や人がどこにいるのかを確認し、事故にならないように気を付けたい」と話した。

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