鳥取市文化団体協議会(塩谷義勝会長)の「芸術の出前講座児童作品展」が、同市吉方温泉3丁目の市文化センターで開かれている。同協議会の講座を受講した児童が制作した切り絵や油絵など個性豊かな作品が来場者を楽しませている。16日まで。
講座では、子どもたちに芸術文化に親しんでもらおうと、同協議会に加盟する講師が市内の小学校へ出向き、作品制作の技法や伝統芸能を指導している。20年目の今年は久松小、湖山西小、米里小で行われ、児童らが3回の講座で技術習得に取り組んだ。
会場には墨彩画やちぎり絵などが展示されているほか、日本舞踊、尺八、安来節などに挑戦している写真も並ぶ。
塩谷会長は「子どもたちが懸命に取り組んだ成果を見てもらえたら」と話している。