今季の活動報告 フィギュアスケート 永見選手が市長表敬

 米子市出身のフィギュアスケート選手、永見千代乃さん(22)=ノートルダム清心女子大4年=が3日、市役所で伊木隆司市長に今季の活動を報告した。鳥取県勢女子として28年ぶりに全日本選手権(大阪府門真市)に出場するなど充実したシーズンを振り返り、来季への意気込みを語った。

 昨季はけがに苦しんだ永見さん。体力が低下し、負傷前の競技レベルに戻すのに苦労した。それでも基礎練習から再開し、昨年12月には長年目標としてきた全日本選手権へ出場。堂々とした滑りでフリーに進み23位になった。今年1月には日本学生氷上競技選手権(山梨県)で14位、国民スポーツ大会(岡山県)では18位と存在感を示した。

 3月の大学卒業後も岡山市を練習拠点に競技を続ける永見さん。市役所で伊木市長に「国スポでは目指していた入賞に届かなかった。来季は競技力を上げて再び全日本選手権出場、国スポ入賞を目指す」と決意を新たにした。

 伊木市長は「けがを克服して全日本大会に出場した功績は素晴らしい」とたたえた。県内にスケートリンクがない現状にも触れ「冬季スポーツの環境整備を県と協力して進めたい」と話した。

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