学生の活動生かして 活性化へ住民と意見交換 環境大・地域連携フォーラム

 学生の活動を紹介し地域との連携につなげようと、鳥取市若葉台北1丁目の鳥取環境大で、TUES地域連携フォーラム2024が開かれた。学生や教職員、地域活性化に取り組む地域住民ら約100人が参加し、活発に意見交換をした。

 イベント前半は、環境大生らでつくる学生団体など計15団体が、ポスターで自分たちの活動を説明。後半では、学生と地域住民らが混合する約10人のチームをつくり「大学と地域の連携による相乗効果とその取り組み」について話し合った。

 学生が「地域の人と楽しく話せる機会や場所を紹介してほしい」と要望したり、住民らが「学生の交通手段が少なく、鳥取に来ても活動範囲が狭い」と課題を指摘したりするなど、活発に意見を交わした。

 イベントを主催した学生コーディネーター・北中健太郎さん(22)=環境学部3年=は「意欲があってもなかなか実行できない学生もいるため、学生が何を考えているか知ってもらい、次の取り組みにつながれば」と力を込めた。

(安井桃華)

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