3月30日に控えた鳥取県立美術館(倉吉市駄経寺町2丁目)の開館に向けたカウントダウンイベント「GO!県立美術館けんびフェスティバル」が15日、イオンモール鳥取北(鳥取市晩稲)で始まった。国内外で活動している芸術ユニット「明和電機」が出演。多くの家族連れがワークショップなどを通じてアートに親しんだ。16日まで。
会場には廃品を使った楽器作りや県産材のかんなくずを再利用したポンポン作りといったブースが並んだ。リサイクルビーズのアクセサリー作りでは、親子で楽しむ様子も見られた。
15日のステージイベントでは、30年にわたってナンセンス(超常識)な機械を世に送り出してきた明和電機の“代表取締役社長”の土佐信道さんが登場。指をパチンと鳴らすと木魚が鳴る楽器「パチモク」などでライブを行い、会場は大きな拍手に包まれた。
県地域社会振興部の生田憲一郎係長は「開館直前にもイベントを企画している。県民の皆さんに開館を祝っていただけるよう機運を高めたい」と話した。