旧八東町(現八頭町)出身の世界的なアマチュア天文家、本田実氏(1913~90年)が彗星(すいせい)と新星の発見で国内外の天文学会から授与されたメダル2個などの資料が、本田実記念館(同町安井宿)の展示用にと、同氏が台長を務めた倉敷天文台から本田実顕彰会(多賀利寛会長)に渡された。本田氏の業績を物語る貴重な資料で、顕彰会では近く展示公開する。
顕彰会の山脇京事務局長が1月中旬、倉敷天文台を訪ねた際に託された。メダル2個と観測用ノート、本田氏が書いた色紙や書、新聞の切り抜き、星の番組の台本などが含まれていた。