「日本の教育現場を知りたい」 ルワンダ赤十字社職員が岩美南小児童と交流

 研修で日本滞在中のルワンダ赤十字社職員のカリクスト・ガサナさん(51)が17日、知己のある岩美南小(岩美町新井)の石名勝実校長の元を訪れ、同校の児童らと交流した。日本の小学校の教育現場や文化を学び、母国の教育環境の改善に役立てる。

 日赤の研修のために来日したカリクストさんが「日本の教育現場を知りたい」と熱望。昨年11月に日赤青少年赤十字全国指導者協議会長としてルワンダを訪問し、カリクストさんと知り合った石名校長を訪ねることとなった。

 全校児童が集まった交流会でカリクストさんが「こんにちは」「ありがとう」などのあいさつや簡単な言葉を母国語のキニヤルワンダ語で披露すると、児童たちは異文化に興味津々の様子で元気よく復唱していた。3年生の奥山仁楓さん(9)は「日本語と違って不思議な感じ。もっと海外の言葉を学んでみたい」と話した。

 給食も児童らと一緒に食べたカリクストさんは「みんなに配膳したり、黙って食べる時間を設けたりと食事も学びの場として生かされている」と驚いていた。

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