23日に定期演奏会 米子管弦楽団来場呼びかけ

 米子市を拠点に活動する米子管弦楽団(隅田誠団長)の定期演奏会が23日午後2時から、市公会堂で開かれる。若手指揮者の米田覚士さんを迎え、ブラームスの交響曲第3番などを披露。米子市出身のソプラノ歌手、松原愛実さんとも初共演し、情熱的な音楽を届ける。

 本公演では、ブラームスが作曲した4曲の交響曲のうち、アマチュアオーケストラでは演奏機会が少ない3番に挑戦。松原さんとの共演では、モーツアルトの歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」の一部やR・シュトラウスの歌曲などを演奏する。

 16日の練習では、米田さんの指揮の下、団員らが息遣いやリズムなど細部を繰り返し調整した。

 鳥取県内で初めてタクトを振る米田さん(28)は「ブラームス3番はオケならではのエネルギーが存分に発揮される作品で、歌曲はうっとりと聞いていただける作品がそろっている。多くの人が一つの作品を作り上げる時間を、皆さんと一緒に味わえたら」と多くの来場を呼びかけている。

 前売り券1200円(当日は300円増し)、高校生以下無料。問い合わせは電話080(4559)6045、隈田さん。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事