ＪＲ鳥取駅が鳥取商業高の３年生から募った「２０２４年度鉄道マナー標語」で、入選した５人の生徒への表彰状授与式が１４日、鳥取市湖山町北２丁目の同校で行われた。受賞した標語はポスターにして、３月３日から同駅で掲示される。倉吉駅や郡家駅などでも随時掲示される予定。
ＪＲ鳥取駅では車両内でのマナー向上につながる活動を展開。大阪・関西万博の開催や春休みなどで鉄道利用が増える外国人や学生に向けて、高校生の目線で注意を呼びかけてもらおうと、鉄道マナー標語の作成を同校に依頼した。
同駅の社員ら６人が高校生から寄せられた約１４０作品を審査し、最優秀の駅長賞には北脇勇太さん（１８）の「その荷物膝の上じゃダメですか」が選ばれた。小川修司鳥取駅長は「よく車内の状況を見ていただいている」と評し、受賞者一人一人に表彰状と記念品を手渡した。
北脇さんは「荷物で１人分のスペースを使う人がいて、立っている人を見かけることがある。気持ちよくみんなが利用できるよう心がける心掛けたい」と話した。
