若桜鉄道(鳥取県若桜町若桜、上川元張社長)は1日までに、スズキの大型バイク「隼(はやぶさ)」をデザインしたラッピング列車の新デザインを発表した。走行初日の16日には、同町見槻中の隼駅で出発式を行い、列車と隼の並走パレードでデビューに花を添える。
新たなデザインは、隼がダイナミックに描かれた疾走感のあるデザインに、桜の花びらがちりばめられている。ラッピング列車は、バイクと同名の隼駅が隼ライダーの聖地となっている縁で、スズキが広告費としてラッピングにかかる経費を負担する形で2016年に運行を開始した。19、21年にもデザインを変更しており、今回で4代目。
16日は出発式の後、隼駅-八東駅間の線路沿いの県道を10~15台の隼が列車と並走パレードする。列車は午後1時~同3時、若桜駅で展示し、駅構内を無料開放するほか、道の駅側からバイクの入構も可能となり記念撮影もできる。