「ベスト・オブ・ミス」鳥取大会が1日、境港市民交流センター(みなとテラス)で開かれた。鳥取県在住・出身の女性3人がウオーキングやスピーチを通じて個性や感性を表現し、琴浦町出身の大学生、佐伯天風(あまか)さん(19)が東京で今秋開催される「ミス・ユニバース・ジャパン」の出場権を獲得した。
三つのミスコンテストの合同地方代表選考会として1~3月に32都道府県で開かれ、鳥取大会はマッサージチェア製造の光星(本社・松江市)が初開催。審査員6人がカジュアルウオーキング、ドレスウオーキング、スピーチの3部門で表情、振る舞い、スピーチの内容や表現力を評価した。
ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ佐伯さんはアイデンティティーの大切さを訴えて最高位に輝いた。このほか、北栄町の栄養士、松浦未来歩(みくほ)さん(22)が東京で今秋開かれる「ミス・プラネット・ジャパン」に駒を進め、鳥取市の会社員、玉尾瑞希さん(27)に特別賞が贈られた。