2団体の活動表彰 新温泉町 文化功労や地域貢献 日本海新聞ふるさと大賞表彰式

 地域貢献や文化振興に功績があった個人や団体を顕彰する「北但西部地区日本海新聞ふるさと大賞2024」(日本海新聞ふるさと創り事業団主催、新日本海新聞社、日本海新聞但馬専売店会共催)の新温泉町表彰式が10日、同町役場であった。文化功労賞と地域貢献賞にそれぞれ1団体が表彰された。

 文化功労賞には、久谷ざんざか踊り保存会(株本寛会長)が選ばれた。1959年の発足以降、兵庫県指定重要無形民俗文化財である「久谷ざんざか踊り」の保存と継承に尽力し、地域社会の活性化に寄与している。

 地域貢献賞は、2008年から活動する浜坂東小学校図書ボランティア「お話レストランプラス」(株本祐里代表)に贈られた。同小で読み聞かせを継続し、図書室の整理や季節に合った飾り付け、図書の貸し出し支援も行うなど、児童が本を借りやすい環境作りに取り組んでいる。

 表彰式には、日本海新聞但馬専売店会の井村龍太郎会長や西村銀三町長が出席し、受賞者に賞状と副賞が贈られた。

 株本代表は「これからも子どもたちが読書を通じて穏やかに暮らせる環境を整えたい」と話し、同保存会の竹内行雄副会長は「久谷も少子高齢化の中にはあるが、できる限りの努力を続けたい」と受賞を喜んだ。

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