JA鳥取いなば(鳥取市湖山町東5丁目)は8、9両日、県東部の農業協同組合合併30周年を記念した展示会「春のきらめきフェア」を同組合湖山本店で開いた。生活用品の展示のほか、ペンギンの散歩などのイベントがあり、多くの来場者でにぎわった。
毎年春と秋に展示会を開催。今回は11の事業者が出展し、商品展示に加え、相談会や講演会も実施した。同組合では、トスク閉店などをきっかけに開始した食料品、日用品などの宅配サービス「JAくらしの宅配便」の相談コーナーを設け、利用を促した。
同市外から訪れた女性(50)は「さまざまなものが集まっており、にぎやかで良かった。お墓の講演会が勉強になった」と満足そうだった。同組合の泉孝治部長は「農繁期を迎える組合員、利用者の皆さんに楽しんでいただければうれしい」と話した。