2025年度鳥取県立高校入試の合否が17日、発表された。一般、特色選抜合わせて全日制22校で3181人、定時制4校で120人が合格をつかみ取った。今年から主にウェブページでの合否確認を案内し、各校での合格者番号の掲示は規模を縮小した。
鳥取市東町2丁目の鳥取西高では、正面玄関に合格者番号を掲示した。受験生らは自分の番号があるのを確認すると「やったー!」と歓声を上げ、友人や家族と喜びを分かち合った。また、同日に成績開示も行われた。
鳥取東中の池田明香里さん(15)と桜ケ丘中の川島愛子さん(15)は保育園時代からの幼なじみで「小中学校は別だったから、高校が一緒でうれしい。新しい友達や海外への研修旅行が楽しみ」と笑顔。鳥大付属中の岡誠志郎さん(15)は「ほっとしている。いろんな中学出身の子と関わるのが楽しみ」と話した。
定員に満たなかったのは、全日制18校28科2コース、定時制は4校。再募集は19日午後3時以降に発表される。出願期間は21~24日正午。25日に各校で試験、26日に合格発表。