産業用ドリル製造販売のビック・ツール(日吉津村日吉津)は15、16両日、同村富吉のカインズ日吉津店で同社の主力製品「月光ドリル」の体験会を開いた。
同社製品は全国のカインズで販売されており、体験会は同店のオープニングイベントとして開催。2日間で約20人が訪れ、月光ドリルでステンレス板の穴開けを体験した30代男性は「従来のドリルと比べて作業効率の向上が期待できそう」と話した。
「月光ドリル」は刃先の形状が特許を取得している三日月形で、切削抵抗が小さいため穴を開ける時に生じる突起(バリ)が少なく、バリ取りに要する時間が短縮できる。耐久性にも優れ、コスト軽減にも期待。医療分野でも活用されている。
同社営業課の吉川裕一課長は「実際に体験していただくことで月光ドリルの良さを認識してほしい」と語った。