「グローカルフェスティバル」が２９日、倉吉市の鳥取看護大・鳥取短期大交流センターで開かれる。講義体験や構内の見学ツアーなど多彩な催しを用意しており、関係者は「学生や先生と交流しながら、気軽に大学の雰囲気を感じられる良い機会」と来場を呼びかけている。
両大では、グローバルな人材育成や地域交流の拠点としてグローカルセンターを整備。これまで地域イベントへの参加や公開講座を行うなどしていたが、より広く両大の活動を知ってもらおうと初めてイベントを企画した。
イベントでは、骨密度や血圧の測定、ワンポイント英会話などの体験のほか、両大や鳥取短大絣（かすり）研究室の見学ツアーなど計８ブースを設置。３ブースを回ると景品がもらえるスタンプラリーも実施する。
時間は午後２～４時。当日は構内の駐車場を開放するほか、ＪＲ倉吉駅発着のシャトルバスを運行する。田中響センター長は「これまで両大を知らなかった人や、来学にハードルを感じていた人にぜひ訪れてほしい。地域に開かれた大学として、身近に感じてもらえれば」と話した。
