唇をはわせて光に触れる 「からだ 世界」(15)点字を読む その先にあった数々の出会い 事故で視力と両手首から先を失う 11:00 ぽつぽつとした突起のある白い紙に藤野高明(ふじの・たかあき)(86)が、そっと顔を近づける。上唇をはわせ、顔を動かしながら、そこにある点字を読んでいく。「点字は、暗闇の中にいた私に光を与え、人生を導... 残り 2173 文字 このページは会員限定コンテンツです。 会員登録すると続きをご覧いただけます。 無料会員に登録する 会員プランを見る 会員登録済みの方 ログインする この機能はプレミアム会員限定です。 クリップした記事でチェック! あなただけのクリップした記事が作れます。 プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら