愛好家による写真クラブ「集団かげろう」の写真展が、鳥取市河原町高福の道の駅清流茶屋かわはらで開かれている。風景や人物などを思い思いに切り取った作品が並び、来場者の目を引いている。31日まで。18日から作品が入れ替わる。
同市河原・佐治町、八頭町から集まった10人と県外の特別会員1人、永久会員(故人)1人の計12人が所属。今年で結成49年目を迎えた。今展では、10人が自由に撮影した写真を前期と後期で20点ずつ披露する。
前期は、約70匹のシラサギの群れを捉えた瞬間や、雪に囲まれ一面真っ白に染まった西郷小のグラウンド、流しびなを持って笑顔を浮かべる着物姿の外国人女性を撮影した作品などが会場を彩っている。
鳥取県立美術館の開館にちなみ、ブリロの箱をイメージしたボックス型のスライドショー「Kagello THEATER(カゲロシアター)」も設置。72点の写真をランダムに投影している。
会員の松岡一さんは「遊び心あふれる仕掛けも用意した。写真と一緒に楽しんで」と呼びかけた。