俳優のトム・クルーズが、シリーズ8作目となる主演映画「ミッション・インポッシブル ファイナル・レコニング」(5月23日公開)のPRで来日した。東京都内の映画館で開かれた記者会見で、シリーズの「集大成」という今作について「約30年続く物語。全てがこの作品に通じている。いつも観客に支えられてきた」と語った。
3年ぶり25回目の来日となったクルーズは、クリストファー・マッカリー監督や共演者と登壇。客席にいた字幕翻訳者の戸田奈津子を「字幕に心血を注いでくれた」と紹介する一幕もあった。
演じるのは伝説のスパイ、イーサン・ハント。今作では世界の命運が懸かった任務に挑む中で、1996年公開の1作目から積み重ねられてきたイーサンを巡る物語が「レコニング(清算)」されていく。
空中や水中での危険なアクションに自ら挑戦した場面は今作でも見どころだ。「飛行機の翼の上を歩くのは、すごい風圧で呼吸ができない」と苦笑い。水中のシーンではマッカリー監督が「できるだけ多くのショットを撮りたい」と一緒に水中に入り、手で合図をしながら撮影したことを明かした。
1作目の製作時は「元々テレビ番組だった作品をなぜ映画化するの...