鳥取市在住の水彩画家、竹内ロウさん(67)の作品展「癒やしの鳥取風景30選」が同市吉方温泉3丁目の市文化センターで開かれ、県内の四季折々の風景画が会場を彩っている。22日まで。
竹内さんは長年、東京で漫画家として活動し、2022年にUターン。水彩画家として“ノスタルジア”をキーワードに鳥取の風景を丁寧に描き、作品展を開いている。
今回は「癒やし」をテーマに初期作品から最新作まで厳選の30点を展示。風にそよぐこいのぼりを生き生きと描いた「袋川の鯉(こい)のぼり」や、少年時代の思い出が詰まった「鉢屋川の堰(せき)」「倉吉白壁土蔵群」など繊細で温かみのある作品が郷愁を誘う。
竹内さんは「鳥取の豊かな自然や古い町並みを見て、癒やしを感じ取ってほしい」と話した。