中部の「美食」堪能 倉吉で食のみやこフェス 4年ぶり通常開催

      「第11回中部発! 食のみやこフェスティバル」が10日、倉吉未来中心などを会場に2日間の日程で開幕した。4年ぶりの通常開催となり、大勢の来場者が鳥取の美食を堪能した。11日は午後3時まで。

 県中部の農林漁業と商工業の活性化を図ろうと、2011年からJA鳥取中央(上本武組合長)などが実行委員会を組織して開催。多くの飲食店ブースが軒を連ねる一大イベントは、新型コロナウイルスの感染が拡大した20年以降、中止やテイクアウト限定での開催を余儀なくされていた。

 この日の会場には71の飲食店や団体が出展し、牛骨ラーメンやイノシシ肉を使ったカレーパン、フルーツパフェなどを販売した。大栄、倉吉、琴浦町のがぶりこのスイカ試食販売や、東伯牛もも肉丸焼きも振る舞われた。親子3人で訪れた羽合小1年の松本奈愛子さん(6)は、もも肉を頬張り「柔らかくて、これまで食べた肉の中で一番おいしい」と満足そうに話した。

 倉吉未来中心アトリウムで行われたステージイベントには、若手お笑いコンビの「エビバディ」が登場した。11日午後10時20分からは、倉吉で活動するバンドのアニメソングライブや戦隊ヒーローショーなどが行われる。

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