智頭町を中心に地元の工房の品を集めた「大塚刃物と智頭もん展」が、ブランワークス(鳥取市瓦町)のワークスギャラリーで開かれている。職人技で仕上げられた包丁をはじめ、まな板や革製品、木工品など物作りの品々が注目を集めている。7月2日まで(水曜定休)。
人気の恒例企画。「大塚刃物鍛冶」は文化や柳刃、牛刀など多様な包丁を出品している。サクラやクルミ、シカの角を活用した柄が味わい深い。
「兎小屋」は智頭杉の曲げわっぱ弁当や調理スプーンを取り扱う。木製の組子文様のウオールアートやアクセサリーを出品する「ASNARO」は初参加。「Lore+needles」の文具入れやキーケースは、天然革の優しい風合いが目を引く。ヒバやサクラなどによる「ときと木工房」のまな板も並ぶ。
物を長く大切に使い続ける同店の理念で開いており、包丁の研ぎ直しや、まな板の削り直しの依頼も受け付けている。