朝の栄養補給に甘酒いかが どぶろく上代(伯耆)が開発 シーン合わせ甘さ2種類

 どぶろくの醸造、販売の上代(伯耆町福岡)が、朝に飲む甘酒「AM7」と「AM10」を開発した。シーンによって選べる2種類を展開し、甘酒の魅力を多くの人に伝えようと奮闘している。

 上代ではこれまで、どぶろくの原料でもある酒米の五百万石と手作りの米こうじを使用した甘酒を製造してきた。新商品は、昔ながらの製法はそのまま生かしながら、朝に飲むことを考慮して飲み口や甘さを調整した。

 「AM7」は慌ただしい朝に手軽に飲んでもらうイメージで開発。米の粒感がなく、すっきりとしたのどごしで甘さ控えめ。一方、「AM10」は休日や時間に余裕がある日の朝をイメージ。ゆっくり味わってもらうため米の粒感を残し、甘みの強い仕上がり。スムージーなどにアレンジもできる。

 これまでは300ミリリットルの酒瓶で販売していたが、100ミリリットルの飲みきるサイズに変更。パステルカラーのかわいらしいデザインにすることで、より多くの人に手に取ってもらえるように工夫した。杜氏(とうじ)の請川雄哉さんは「甘酒はアミノ酸やオリゴ糖、食物繊維などが豊富で吸収効率もいい。朝の栄養補給に飲んでもらえたら」と話した。

 100ミリリットル瓶3本セットで税込み1080円。同社またはオンラインストアで購入できるほか、イベントなどでも販売する。

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