鳥取県東部記録的大雨 1万3千人に避難指示

  鳥取県内は13日、梅雨前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で大気が不安定な状態が続き、県東部を中心に朝から激しい雨が降った。鳥取市気高町では午前7時10分ごろに1時間降水量が約90ミリを記録し、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表。同市青谷町でも観測史上最多となる同72ミリを観測するなど、記録的な大雨となった。道路の冠水も相次ぎ、市民生活に影響が出た。

 県によると午後3時現在、鳥取市の吉成南町1、2丁目と福部町細川、高住、岩美町全域の約1万3千人に避難指示(警戒レベル4)、鳥取市、岩美町、湯梨浜町の約4万7千人に高齢者等避難(同レベル3)が発令された。

 各地で浸水や土砂流出による道路の通行止めも相次いだ。県道のほか、山陰道や鳥取道、山陰近畿道の一部区間でも全面通行止めになった。

 県立高校・特別支援学校は県内全域の計21校、私立の中学1校、高校5校が臨時休校。公立の小・中・義務教育学校は鳥取市内の4小学校と2中学校が臨時休校した。

 中国電力によると、朝から岩美町や境港市内で停電が発生。最大で岩美町が840戸、境港市が1410戸停電となった。

 鳥取地方気象台によると、同日午後4時半までの12時間に降った雨量は、鳥取市湖山町で223・5ミリと観測史上最多を記録し、鳥取市の7月の平年合計降水量を超えた。14日午後6時までの県内の24時間降水量を50ミリと予想しており「13日ほどではないが大気の状態は不安定。前日からの雨で山も多く水を含んでおり、土砂災害に警戒が必要」とした。

 県庁であった災害警戒本部会議で、平井伸治知事は「非常に警戒を要する。情報に注意して適切な行動をしてほしい」と呼びかけた。

 
 
 
 
 
 
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