東京・赤坂でロングラン上演中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の総観客数が100万人を突破し、都内で開かれた記念イベントに初代ハリー役を務めた藤原竜也が登場した。上演開始から約2年での快挙に「観客の皆さんに支えられてここまで来た。ありがたい」と感謝した。
小説や映画が世界的にヒットしたシリーズの舞台版。小説の最終巻から19年後、3人の子の父となったハリーと、次男アルバスのぎこちない親子関係を軸に物語が展開する。歴代のハリー役は藤原のほか、石丸幹二や向井理らが演じてきた。
作品のロングランヒットにちなみ「自身が長期間、続けていること」を問われた藤原は「日々の体調管理」と回答。1997年のデビュー以来、毎年舞台に立っているという。「演劇は毎日あるもの。20代、30代の頃は勢いと若さで突っ走れたけど、40歳を超えるといろんなところが痛くなってくるので」と嘆いた。
東京タワーを魔法学校の四つの寮にちなんだカラーでライトアップするセレモニーも行われた。藤原が作中でつえに明かりをともすための呪文「ルーモス」を唱えると、タワーの4面に異なる色のライトが点灯。藤原は「すごくないですか!」と笑顔で声...