柳沢慎吾、昭和ドラマの魅力を石立鉄男の形態模写で熱弁

  •  「パパと呼ばないで」で共演した石立鉄男(右)と杉田かおる(ユニオン映画提供)
  •  「パパと呼ばないで」の上映後に登壇した柳沢慎吾(右)、林家つる子(中央)ら=5月11日、東京都渋谷区

 昭和100年を記念した「昭和ルネッサンスプロジェクト」の第1弾として、当時の人気ドラマ「パパと呼ばないで」をスクリーンで観賞するイベントが東京都内の劇場で開かれた。トークコーナーに登場した俳優の柳沢慎吾は「昭和ドラマはすばらしい」と熱弁した。

 1972年から放送された「パパと呼ばないで」は、東京の下町を舞台にしたホームドラマ。死んだ姉の娘を育てることになったサラリーマン役の石立鉄男とめい役の杉田かおるらが紡ぐ珠玉のドラマが国民的人気に。上映中、客席からは笑いとともに、“親子愛”の情景にすすり泣く声も。

 柳沢は、大物俳優然とした石立の姿を大げさに形態模写し、観客の爆笑を誘いつつ「コメディーもシリアスもこなせる演技力は本当にすごかった」と強調。忘れっぽく、遅刻も多かったことも紹介しながら「それも魅力的だった」と語った。

 イベントでは落語家の林家つる子がこのドラマを題材にした新作落語を披露し、喝采を浴びた。

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