人気に大けが、被災の故郷、長い沈黙の奥底には壮絶な覚悟があった

花形力士、遠藤を物語る無数のキーワード

  •  能登半島地震から1年のインタビューで故郷を語る遠藤=2024年12月、両国国技館
  •  2015年3月、春場所5日目の松鳳山戦で左膝に重傷を負い、土俵下で顔をゆがめる遠藤=ボディメーカーコロシアム
  •  両国国技館に設置された遠藤の等身大パネル=2015年5月
  •  自らの「お姫様抱っこパネル」から顔を出す遠藤=2014年8月、両国国技館
  •  2025年3月、春場所5日目に故郷の「ボラ待ち櫓」が描かれた化粧まわしで土俵入りする遠藤=エディオンアリーナ大阪

 かつてスピード出世の花形力士として一世を風靡した大相撲の幕内遠藤は今、往年とは異なる光を発している。2025年の10月で35歳。端正なマスクと、長きにわたる沈黙の奥底には壮絶な覚悟があった。災害に遭...

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