景色と分かち難くつながっている 「からだ 世界」㉑ローカルに生きる

まだ見ぬ価値、言葉に込め 地元紙を退職してフリーに

  •  「みんなでつくる中国山地」の学生メンバーたちの発表会をスマートフォンで記録する田中輝美。ローカルジャーナリストは「地域に暮らす者として、地に足を着けて生きているかどうかが問われる」=2025年3月、島根県浜田市(撮影・今里彰利)
  •  笑顔が弾ける田中輝美と学生たち=2025年3月、島根県浜田市(撮影・今里彰利)
  •  「みんなでつくる中国山地」の学生メンバーによる発表会=2025年3月、島根県浜田市(撮影・今里彰利)
  •  周囲の自然や家並みに溶け込むように、年月を経た木造の建物と石州瓦がマッチした「美又共存同栄ハウス」=2025年3月、島根県浜田市(撮影・今里彰利)
  •  田中輝美の年表

 最寄りの空港から自宅のある島根県浜田市へ車を走らせると、赤茶色の石州瓦(せきしゅうがわら)の屋根が視界に入ってくる。県西部の石見地域で生産される粘土瓦の色彩に触れ、ふるさとに戻ってきたと心が安らぐ。...

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