DNAに刻む抵抗と尊厳のリズム 国際通年企画「橋を渡す」㉑(グアドループ)

奴隷の叫びを音楽に乗せて 植民地主義の名残は今も

  •  日没後の薄暗い海辺で男たちの太鼓に合わせて踊る女たち。エネルギッシュな若さがほとばしっていた=2024年11月、グアドループ(撮影・沢田博之、共同)
  •  ミュージシャン、ファンスワ・ラドレゾによるグォカのレッスンに参加する人々。外国人の姿も見られた=2024年11月、グアドループ(撮影・沢田博之、共同)
  • フランス・グアドループ

 日が沈んだ後の薄暗い海辺。どこからか太鼓の音が聞こえる。生気をみなぎらせた十数人の若者が集まり、男たちの力強い太鼓のリズムに合わせて女たちが軽やかなダンスを披露していた。カラフルな服をまとって踊る彼...

残り 2137 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事