西村光司さんがディナーショー 鳥取、観客を魅了

 作曲家で歌手の西村光司さん(湯梨浜町はわい長瀬)のディナーショーが、JR鳥取駅前のホテルニューオータニ鳥取で開かれた。師匠である春日八郎さんの名曲や鳥取県の古里をつづった歌などを熱唱し、観客を魅了した。

 33回目のディナーショー。今年が生誕100年となる春日さんをしのび、西村さんのステージに駆けつけてくれるなど在りし日の思い出を語りながら「雨降る街角」「長崎の女(ひと)」など春日メドレーを歌い上げた。西村さんは「西村光司は春日八郎が生んだ作品。1日でも長く歌って恩返ししたい」と感謝した。

 門下生の歌に続き、歌手生活56年、全国を旅して思い出に残った地域の歌や「東郷恋歌」「母」「人生は坂道」など西村さん作曲の古里の歌を熱唱。4年ぶりのステージとなった麻土香さんと「とっとり恋物語」「せきがね恋のめぐり逢(あ)い」「倉吉城下町」をデュエットした。ステージでは鳥取市出身の宝田みどりさんの歌声やベートーベン鈴木さんの笑いも会場を和ませた。

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