青パパイア収穫楽しみ 日野で植え付け体験会

 青パパイアの特産化を進める日野町で10日、ほ場に苗を植える体験イベントが開かれた。町内外から関係者や子ども約20人が参加し、秋の収穫を楽しみに20センチほどに育った苗を植え、丁寧に土をかぶせた。

 町内の生産者でつくる「奥ひの青パパイヤ研究会」(川北皓貴会長)が主催し、今年で4年目となる。会では定植や収穫体験を通してその魅力を伝えてきた。

 青パパイアは熟成前のパパイアで酵素やビタミン、食物繊維などの栄養分が豊富で、歯触りが良く、くせがないのが特徴。炒め物やジャムなど幅広い料理に使用できる。

 この日は同町久住の畑に4品種の苗45本が用意され、参加者はスタッフの手本を見ながら、水に浸した苗を穴に埋め、倒れないよう手で押さえながら土をかぶせた。

 この日植えた苗は10~11月には収穫期を迎えるという。初めて参加した同町の小川千弦ちゃん(5)は「難しかったけど、うまく植えられて良かった」と満足げ。川北会長は「青パパイアは管理する手間もかからない。体験をきっかけに興味をもってもらえれば」と話した。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事