八代目菊五郎襲名、祝幕はティファニーブルーで 「気持ちも新たに、懸命に努めたい」

  •  祝幕を披露する八代目尾上菊五郎=5月29日、東京都中央区の歌舞伎座
  •  祝幕の前に立つ八代目尾上菊五郎=5月29日、東京都中央区の歌舞伎座

 歌舞伎俳優八代目尾上菊五郎と長男の六代目尾上菊之助の襲名披露興行「六月大歌舞伎」で使われる祝幕が東京・歌舞伎座でお披露目された。米宝飾品大手「ティファニー」の提供で、原画は日本画家の大河原典子が担当した。

 富士山に見立てた大輪の菊の花が菊五郎、横のつぼみは菊之助を象徴。背景はティファニーブルーから深い青のグラデーションになっており、新たな門出を祝う気持ちと、未来を切り開くメッセージが込められているという。

 菊五郎は「気持ちも新たに、菊の花言葉である『高潔』な気持ちで懸命に努めたい」と話した。

 祝幕は襲名など祝い事の際に後援会や支援者から贈られる舞台の引き幕。6月2日から27日までの「六月大歌舞伎」の幕あいなどで見ることができる。

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