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Vol.341 2021.3.11

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鳥取県東・中部、兵庫県北部版

Q.学校や職場での歯科検診でC1とかC2とか書いてあるのはどういう意味でしょうか?
A.それぞれのむし歯の進行状況をあらわしたもので治療法も異なってきます。
 むし歯は進行状況によって、CO(シーオー)〜C4の5段階に分けられます。それぞれの特徴と治療法は以下のとおりです。

 COは初期むし歯でまだ歯に穴はあいていません。フッ素で歯を再石灰化させたり、歯の溝を埋めるシーラントという予防処置をします。C1は歯の表面のエナメル質にだけ穴があいたもので、基本的に痛みはありません。放置すると進行してしまうので最小限の大きさで削って詰める治療が必要です。C2はエナメル質の下にある象牙質に達したむし歯のことで、強い痛みは無いものの冷たいもの、甘いものなどがしみはじめます。むし歯の大きさによって麻酔をし、むし歯の部分を削って金属などをつける治療が必要です。C3はむし歯が神経に達し、歯髄炎を起こした状態で激しい痛みがあります。治療は麻酔をして歯の神経をとります。C4はさらにむし歯が進行し神経が死んでしまった状態で、痛みは軽減しますが残った根の先にウミがたまることがあります。保存不能なため抜歯をすることが多く、その後の歯並びやかみ合わせに影響することもあります。

 むし歯の早期発見や早期治療のためには、定期的に歯科健診を行うことが大切です。まずはかかりつけの歯科医院を探し、半年に一度は必ず検診を受けるようにしましょう。

秋山歯科医院 副院長 秋山 剛久さん



Q.天気が良かったので草とりに精を出したら腰とお尻の痛みが出てきました。坐骨神経痛でしょうか。
A.後枝内側枝という神経に由来する痛みが主因であることがあります。
 腰やお尻の痛みの一つに、腰の脊椎が背中側で組み合っている椎間関節という関節に行きついている後枝内側枝という神経に由来する痛みが主因であることが結構よくあります。ぎっくり腰では、お世話になりたくない神経の一つです。これに対して、坐骨神経痛は太腿からふくらはぎの痛みを伴うことが多いのが一般的で少し異なるようです。他にも坐骨神経から枝分かれした脊椎洞神経由来の腰痛、坐骨神経より頭側の大腿神経痛なども原因のことがあります。

 後枝内側枝神経痛への治療は、坐骨神経痛とは治療する神経が異なります。一般的に後枝内側枝への治療は、レントゲンを見ながら局所麻酔薬を使用したり、熱凝固という熱で神経を固まらせる治療を行いますが、いずれも造影剤と言う薬で、神経治療の針が安全で効果のある場所に穿刺できていることを確認して治療していく確実な治療法が行われます。

 専門医による治療を要しますので、お近くの痛みの診療科へお尋ね下さい。

鳥取ペインクリニック 院長 延原 弘明さん


皆さんが日頃思っている身体についての疑問や悩み、健康についての質問などを鳥取市内の専門医にQ&A形式で応えて頂くコーナーです。
皆さんからの投稿お待ちしております。




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