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Vol.341 2021.3.11

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鳥取県東・中部、兵庫県北部版

Q.最近、胸やけが頻繁になり、胃液のようなものが喉に上がってくるようになりました。どのような病気なのでしょうか。(44歳・男性)
A.胸やけと胃液の逆流という症状から、第一に「逆流性食道炎」という病気が考えられます。
 逆流性食道炎とは、胃液など胃の内容物が食道内へ逆流し、食道の粘膜に潰瘍(かいよう)などの炎症を生じた状態をいいます。典型的な症状は、胸やけと胃液のようなものが喉に上がってくる逆流感(呑酸)ですが、胃もたれや食後の腹部膨満感・胃痛、さらには慢性的な咳(せき)や喉の違和感など食道と関係の無い症状を呈することもあります。

 治療法は、食道内へと逆流する胃酸が食道粘膜を荒らす原因となっているため、この胃酸の分泌を抑える薬が最も有効です。ほとんどの場合、処方された薬を飲むことで数日の間に症状がよくなりますが、内服の中止により症状が高率に再発するため、生活習慣の改善が重要です。食べ過ぎ、特に脂肪分の過度の摂取を控え、メタボ体型の方は肥満を解消する(逆流性食道炎はメタボ体型の方に起こりやすい)、アルコールを控える、寝る時には頭を高くする・右側を下にして横向きになるなどの注意で再発を減らすことができます。

 胸やけや呑酸・胃もたれ・胃痛などが1週間に1回以上起こる場合には、一度かかりつけ医にご相談ください。

まつだ内科医院 院長 松田 裕之さん



Q.38歳の主婦です。出血やおりものは全くないのですが、子宮がん検診の時、子宮の入口にポリープがあると言われました。これはどんな病気なのでしょうか?
A.子宮の入口にできるポリープを、子宮頚部の粘膜ポリープと言い、あまり珍しい病気ではありません。
 一般に、ポリープの原因は不明ですが、子宮頚管粘膜に増殖が起こって、きのこ状になって垂れ下がるもので、大きさは小豆大から、親指大になるものもあります。表面が充血して柔らかく、触ると出血するので、性交時に出血して発見されることもあります。

 子宮の入口にできるのが子宮頚管ポリープで、子宮の奥にできるのは子宮内膜ポリープと言います。ポリープは胃や腸にもできますが、子宮の場合は癌と直接の関係はありません。不正出血などの症状があったり、小指頭大以上の大きさがあれば、外来にてポリープ摘出されることをお勧めします。

鳥取北クリニック 院長 菊川 章仁さん


皆さんが日頃思っている身体についての疑問や悩み、健康についての質問などを鳥取市内の専門医にQ&A形式で応えて頂くコーナーです。
皆さんからの投稿お待ちしております。




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