3
Vol.341 2021.3.11

TOP>>うさみみメディカル>>vol143

鳥取県東・中部、兵庫県北部版

Q.学校の健診で歯肉炎と言われました。歯肉炎は大人の病気ではないのですか?
A.年齢に関係なく起こる病気です。歯と歯ぐきの境目を丁寧にブラッシングしましょう。
 最近は、小学校の歯科検診などで、むし歯のある子はとても少なくなってきています。しかし、歯肉炎のある子をよく見かけるようになりました。

 歯肉炎の症状は、歯ぐきが赤く腫れている、歯みがきのときに出血がある、歯と歯の間の歯ぐきが丸く膨らんでいるなどです。特に痛み等はないため、子どもさん自身が気づきにくいことが多いです。

 歯肉炎の原因としては、歯と歯ぐきの間の歯みがきが不十分なために、プラーク(歯垢)がたまることによって引き起こされるものです。歯ならびが悪い場合や口で呼吸する癖がある場合、砂糖入りジュース・炭酸飲料などをよく飲む場合、だらだらとおやつを食べる場合などに歯肉炎は起こりやすくなります。時々、6歳臼歯や12歳臼歯が萌出(ほうしゅつ)するときに、歯ぐきの痛みを訴えることがありますが、これは一時的な歯肉炎で、その臼歯が萌出してしまうとおさまります。この歯肉炎は、そのまま放置すると歯周病に進行していきますが、子どもの歯肉炎の場合は歯周病に移行することはほとんどありません。丁寧に歯と歯ぐきの境目をブラッシングしていると、出血もおさまり健康な歯肉になります。

 時々、子どもさんのお口の中をチェックして、歯ぐきの形・色を確認してあげてください。歯みがきの仕方が心配な場合や歯石がついている場合は、歯科医院を受診しましょう。

秋山歯科医院 矯正歯科医 秋山 佳子さん

皆さんが日頃思っている身体についての疑問や悩み、健康についての質問などを鳥取市内の専門医にQ&A形式で応えて頂くコーナーです。
皆さんからの投稿お待ちしております。




トップページ ローカルニュース連載・特集コラム論壇イベント案内日本海クラブサイトマップ
 
当サイトの著作権について

 本ページ内に掲載の記事・写真など一切の無断転載を禁じます。すべての記事・写真の著作権は新日本海新聞社に帰属します。
 ネットワーク上の著作権について(日本新聞協会)