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Vol.341 2021.3.11

TOP>>うさみみメディカル>>vol152

鳥取県東・中部、兵庫県北部版

Q.6歳の子どもです。乳歯の後ろの歯ぐきが痛いといっています。見た感じは何もなさそうですが、どうしてでしょうか?
A.乳歯の奥の第一大臼歯が生えてくる途中に起こる歯肉の炎症です。
 乳歯のさらに奥には、第一大臼歯が生えてきます。ちょうど5、6歳ごろに生えるので6歳臼歯とよばれます。その歯が生えてくるときに、萌出性歯肉炎といって歯ぐきが炎症を起こして痛みを伴う場合があります。特に、6歳臼歯は完全に生えるまで期間がかかるので、部分的に歯肉に覆われた状態の歯にプラークがつきやすく、炎症を起こしやすいと言われています。

 6歳臼歯は、永久歯の中でも一番大きく、かむ力が強くとても大事な歯です。また、歯の表面の石灰化が完成しないまま生えてくるので、とても弱い状態です。ところが、乳歯の交換なく生えてくることや、乳歯のさらに奥にあること、生える途中は高さも低いことなどから、生えても気づかれないことが多く、知らず知らずむし歯になっていることがよくあります。

 5、6歳ごろになると、仕上げ磨きの時に6歳臼歯が生えていないか確認してあげてください。一生使う6歳臼歯です。大切に守っていきましょう。

秋山歯科医院 矯正歯科医 秋山 佳子さん

皆さんが日頃思っている身体についての疑問や悩み、健康についての質問などを鳥取市内の専門医にQ&A形式で応えて頂くコーナーです。
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